2008年04月08日

まり菊とは①

まり菊とは①

いらせられませ。
秘書でございます。

先週、簡単に説明させていただきました
まり菊本店の営業形態について
今回はもう少し詳しいお話をさせていただきます。

祇園の街が夕闇に染まりはじめるころ、
まり菊本店の暖簾は「かつ村」のものへと代わります。
現在はバーとして営業いたしております
「かつ村」の前身は祇園甲部のお茶屋でした。



「お茶屋」といえば――。
紹介者がいないとお店に入ることができない
“一見さんお断り”の暗黙の了解で知られます。
この言葉から、敷居が高いイメージが強いですが、
これはとても理にかなったスタイルでもあります。

花街では、当日に料金を支払うことがありません。
お茶屋遊びにおいて、料理代や花代(芸舞妓に支払う代金)は
すべて女将が立て替える「ツケ払い」が原則です。
それゆえ、身元のはっきりしない人は信頼に欠けるため
一見さんはお断りする風習となっているのです。

また、初めてのお客様で紹介者がいない場合、
その方の好みが分からず、満足していただける
おもてなしができないから、というのも理由のひとつ。
きめ細やかな心配りとサービスを自負する
花街に身を置く者たちらしい考え方だと思います。

そのスタイルをいまなお受け継ぐ「かつ村」でも
残念ながら、一見さんはお断りさせていただいております。
ただ、まり菊本店のサロンを訪れてくださった方は
「一見さん」ではありませんから
「かつ村」にて久子ママと社長に会うことも可能です。
今日の今夜、というわけにはまいりませんが
素敵な「縁」をつなげることを心待ちにしております。


                      秘書 涼子



この記事へのコメント
 店主様・秘書様、おはようございます。
「一見さんお断り」には、理にかなったスタイルとの説明「ほ~」と納得いたしました。
 昨日、阪急の「ちちんぷいぷい」物産展にて出店されていたので、娘と行ってまり菊石けんを注文させていただきました。届くのが今から楽しみです。
 いつか、本店サロンに行き、素敵な「縁」をつなげたらいいな~♪と思っています。
Posted by このかママ at 2008年04月11日 10:05
このたびは初コメントありがとうございます。
また、阪急にお越しいただき心よりお礼申し上げます。
石けんのお届けが現在1ヶ月待ちとなっていて
お待たせすることになってしまい本当に申し訳ございませんが
何卒ご理解くださいませ。

またお近くにお越しの際には是非本店にも遊びにいらしてください。
いつもありがとうざいます。
Posted by 店主 at 2008年04月11日 12:49
>このかママさま

早速のコメント、ありがとうございます。
泡の力で洗う石けんの威力、是非とも体感してくださいませ。
ヤミツキになること間違いなし!でございます。

今後とも何卒宜しくお願いいたします。
本店にもお気軽においでくださいね。
Posted by 秘書 at 2008年04月13日 21:30
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